概要

18リットル缶とは

18リットル缶は、ぶりき、ティンフリー・スチール等の金属板からつくられた角形の容器で、JIS(日本工業規格)により容量は19.25リットルと定められています。
従来は、サイドシーム及びニ重巻締部がはんだ付けされていましたが、最近は、サイドシームが溶接で、天地接合材使用の溶接缶、サイドシーム及び天地が接着剤又はナイロン・テープ接合の接着缶が主流を占めるようになりました。
18リットル缶は、その容量が約18リットル強(約1斗)であるところから「一斗缶」、あるいは当初、石油のみに使用されていたことから、「石油缶」とも呼ばれていましたが、 戦後、石油以外にも使用されるようになり、「5ガロン缶」(1ガロンは3.78リットル)とも呼ばれるようになりましたが、1959年(昭和34年)メートル法の実施でJISが改定され、正式には「18リットル缶」と呼ばれるようになりました。

18リットル缶は、日本に登場して以来、約120年間、その姿、形を変えていない数少ない容器のひとつであり、今や日本にすっかり定着し、「日本固有の容器」の感すらあります。

18リットル缶の日


全国十八リットル缶工業組合連合会が制定。
18リットル缶(石油缶・一斗缶)は、以前は「5ガロン缶」と呼ばれていた
ものが「18リットル缶」に統一されたことから、5ガロンの5と、
18リットルの18より5月18日を記念日としました。

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